スイスの時計についてのこと 森下信行のブログ

ウォッチメイキング黄金時代のDNAを未来に継承するヴィンテージコレクションが誕生

 バーゼルフェアに先駆けて開催した1月のジュネーブでのエキシビションで、5年ぶりに1/100秒まで計測可能な機械式モデルの新作「ホイヤー カレラ マイクロのグラフ1/100th クロノグラフ」をはじめ4本の新作を発表したタグ・ホイヤー。これだけでも充実のコレクションだが、バーゼルにはさらなる大きな驚きが用意されていた。機械式クロノグラフの歴史にさらにあらたな1ページを記す、1/100秒の1/10、すなわち1/1000秒を計測できる機械式クロノグラフ「マイクロタイマー フライング1000 コンセプト クロノグラフ」である。その名のとおり「コンセプト」ではあるが、すでにプロトタイプは代表取締役兼CEOのジャン-クリストフ・ババン氏の腕で順調に作動するまでの完成度を備えている。ただ、商品化にはまだいくつかの課題が残っているという。しかし、それはこの歴史的革新の価値を少しも損なうものではない。おそらく数年のあいだに問題は解決され、これまでのコンセプトモデル同様に製品化されることだろう。

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